特命教授 松本 茂

【専門分野】企業買収(M&A)、グローバル経営
【担当科目】Business Analysis and Valuation、スタートアップM&A
【経歴】神戸大学経営学研究科博士課程修了。PwCディレクター、HSBC投資銀行本部長、同志社大学大学院准教授などを経て城西国際大学大学院教授。これまで20年間、M&Aアドバイザーとして、米国や中国など20カ国50の企業の買収案件を助言。研究テーマは、海外企業買収の成否と相乗効果。2020年、京都大学経営管理大学院「優秀教育賞」受賞。
【主要論文・著作】『海外M&A新結合の経営戦略』東洋経済新報社(2021)で第16回M&AフォーラムRECOF奨励賞受賞、『海外企業買収 失敗の本質 戦略的アプローチ」東洋経済新報社(2014)で第9回M&Aフォーラム正賞受賞 「21世紀初頭における製造業企業の海外市場依存度と収益性」日本経営学会誌(2021)2021第47号「企業買収の収支勘定」国民経済雑誌(2016)213巻3号
【メッセージ】ビジネススクールの醍醐味のひとつは、企業経営をアカデミックなアプローチで掘り下げる面白さに出会うことです。私自身もその楽しさに惹かれたひとりで、仕事の傍ら企業買収の成否を研究し博士を修めました。刻々と進化するグローバルビジネスを探究する楽しさに気付いてもらうことも自分の役割と考えています。
准教授 山田 和郎

【専門分野】コーポレートファイナンス
【担当科目】ファイナンス
【経歴】神戸大学大学院経営学研究科修了。博士(商学)。立命館大学経営学部、長崎大学経済学部、立命館大学経営学部を経て、現職。
【主要論文・著作】Supply-chain Spillover Effect of IPOs, Journal of Banking & Finance Vol. 64 pp 150-168.
【メッセージ】データが好きです。理論を理解したうえで、データから現実を丁寧に読み取る過程は、時間もかかり泥臭いものです。一般に広く言われている言説も、実際のデータを見てみると違う姿が現れることがあります。
特定助教 水谷 明博

【専門分野】コーポレートファイナンス
【経歴】神戸大学経営学研究科博士前期課程修了、修士(経営学)。京都大学経営管理研究部研究員を経て、現職。
【主要論文・著作】ADRの発行による社債発行への影響, JAVCERMジャーナル, 2021(6).
【メッセージ】本講座では、スタートアップ、特にイグジット戦略に関する研究を行います。データに立脚した分析を通じて、研究を深めていきたいと思います。
客員准教授 朝岡 大輔

【専門分野】コーポレートファイナンス、M&A、コーポレートガバナンス
【担当科目】プルータス寄附講座:ワークショップ(ケースと財務モデル)
【経歴】東京大学法学部卒業。政府系金融機関、国土交通省勤務を経て、2018年より明治大学。MBA (University of California, Berkeley, top 5%)、博士(学術、東京大学)。
【主要論文・著作】
『企業のアーキテクチャー:コーポレートガバナンス改革のゆくえ』東京大学出版会(2022年)
『ゼミナール コーポレートファイナンス』日本経済新聞出版(共著、2022年)
Financial Management and Corporate Governance, World Scientific Publishing(2022年)
“The law and finance of infrastructure investment” Cardozo International & Comparative Law Review, 6(1), 51-120 (2023年)
【メッセージ】コーポレートファイナンスの世界では、企業のイノベーションによって常に新しいことが起こり続けており、興味は尽きません。実践に支えられたファイナンス理論を学ぶことの一つの良い点は、変化し続ける環境において、新しい問題に直面した時でも適切な判断をする力を身に付けられることです。そのための判断軸や枠組みを提供することを目指しています。